病気・ケガ
猫がぐったり、食べない【病気】伝染性貧血かも
猫の食欲がなくなる、ぐったりとしている、動くのを嫌がる息が荒く発熱がある。
このような症状が現れたら伝染性貧血の可能性があります。
猫の伝染性貧血は真菌細菌に感染することで発症してします病期です。
ネコちゃんの体に様々な症状を引き起こし最悪の場合には命を落としてします危険性がありますので、飼い主のみなさんは知識として覚えておいて損はないとおもいます。
猫が猫伝染性貧血を発症してしまった際にはどのような症状が引き起こされるのかについて教えて!
ネコちゃんが猫伝染性貧血を発症してしまった際には、抗体の働きにより、ヘモバルトネラとともに赤血球が破壊されてしまいます。赤血球が減少にともない以下の症状が現れます。
なぜ赤血球が減少するのかは次の原因にまとめてあります。
赤血球の減少により起こる症状
- 貧血
- 食欲低下
- ぐったりと元気の無い様子を見せる
- 歯茎が白くなる
- 動くのを嫌がるようになる
- 息が荒くなる
- 発熱症状
症状が重度の場合には黄疸や呼吸困難という症状もあらわれ、命を落としてしまうということもありますので、ネコちゃんの様子には注意を払い、症状が軽度なうちに治療をしてあげるようにしてあげてくださいね。
猫の猫伝染性貧血になる原因
猫伝染性貧血は、寄生虫に感染することが原因で発症する病気です!
ヘモバルトネラと呼ばれる寄生虫が、ノミやダニ、蚊などを媒介して猫ちゃんに感染します。
その他にも、ヘモバルトネラに感染したネコちゃんとケンカをしてしまったり、ヘモバルトネラに感染した親猫からの授乳や出産時などに子猫に感染してしまうこともあります。
赤血球が減少するメカニズム
- ヘモバルトネラは、ネコちゃんの体内に入ってしまうと、血液中の赤血球に付着する
- ヘモバルトネラを排除するためにネコちゃんの抗体が働く
- 赤血球に付着しているヘモバルトネラだけを排除することは難しく、赤血球ごとヘモバルトネラを破壊してしまう
- 結果、赤血球の減少につながり、様々な症状がでる
猫伝染性貧血を発症した場合には、通常ですと血液中に30%程度ある赤血球が20%程度まで減少してしまいます。猫ちゃんの楽しい生活を脅かしてしまいますので注意してあげるようにしましょう。
猫の猫伝染性貧血、治療法と対策
もしも発症してしまった時の治療法と日頃、気を付けることを紹介していきます。
治療はヘモバルトネラの駆除
猫伝染性貧血の治療方法は抗生物質の投与を行い、ヘモバルトネラを取り除く事です。
ヘモバルトネラに感染したまま、治療を行わないでいると病状が悪化してしまい、約30%のネコちゃんが命を落としてしまうと言われていますので、早期に治療を行うようにしてくださいね。
再発の危険性
ヘモバルトネラが完全に体内から取り除かれずに、ネコちゃんの体力が落ち、免疫力が低下した際に猫伝染性貧血が再発することもありますので、症状がみられなくなったからといって安心しすぎずにネコちゃんの健康管理に務めるようにすると良いかもしれませんよ。
緊急のときの対症療法
猫伝染性貧血の症状が重度のものであり、命を落としてしまう危険性がある際には、輸液や輸血なども行われることもあります。これはあくまでも対症療法ですので、病気を完治させるためのものではありません。
日頃気を付けること
ネコちゃんの猫伝染性貧血を予防する上で最も重要なことは、ヘモバルトネラを媒介するダニやノミなどの駆除をしっかりと行うようにするということです。
それに加えて、ネコちゃんがヘモバルトネラに感染する原因である、猫同士のケンカを予防するために、完全室内飼育を心がけるようにすると安心かもしれませんね。
猫伝染性貧血は再発する可能性もある病気なので、症状が治まった後にも、ストレスなどを取り除き、飼育環境や栄養バランスなどを適切なものに保ち、ネコちゃんの免疫力を低下させないように日々の生活の中から注意してあげるようにしましょう。
猫がぐったりしていたり、エサを食べない、いつもと違うときには
なかなか、感染したかどうかを見極めるのは難しいと思います。
いつもと違うと思ったときに何が違うのか?どんな症状がでているのか?
あせらずに目に見える形で書いたりして迅速に病院につれていきましょう。
ネコちゃんは言葉が話せないため、不自由なく楽しい毎日を送ることができるように飼い主さんがサポートしてあげるようにすると良いと思いますよ。
今回、お伝えさせていただきました情報が飼い主さんとネコちゃんの楽しい毎日をより良いものにするお手伝いになりますことを願っております。
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