病気・ケガ

猫の骨折の原因や症状、治療法について

ネコちゃんのケガの中で、特に飼い主さんが心配になる骨折がどのような原因で引き起こされるのか、骨折した際にどのような症状がネコちゃんにあらわれるのか、骨折の治療法や、予防法、飼い主さんがお家でできる骨折の応急処置などについてお伝えさせていただきます。

猫の骨折はどのような原因で引き起こされるのかということについて教えて!

ネコちゃんは、身体がやわらかく、筋肉も非常に発達していますので、骨折してしまうことは非常に稀です。

しかし、「骨折することはほとんどないから大丈夫だろう。」と飼い主さんが思っていても、ある日、突然骨折してしまい、大慌てするということはさけたいものですよね。そうなることを防ぐために、飼い主さんが骨折についての知識を持っておくようにすると良いでしょう。

そこで、今回は、ネコちゃんがどのような原因で骨折してしまうのかということについてお伝えさせていただきます。

ネコちゃんの骨折には、骨に繰り返し弱い力が加わり、骨自体が披露してしまうことで起こる疲労骨折や、骨に強い力が加わることで生じる圧迫骨折、骨に付いている靭帯や筋肉が強い力で引っ張られ骨折する剥離骨折など、様々な種類の骨折が存在するのです。

骨折の原因は高い場所からの落下、交通事故、壁などに手足が挟まってしまい、不自然に関節などが曲がってしまう、ドアに手を挟まれてしまう、栄養の偏りや、老化などで骨が弱っている、骨にできた腫瘍、肥満、運動のしすぎなど、様々なものがありますので、日々の生活の中から骨折の対策をしてあげた方が良いかもしれませんよ。

猫が骨折してしまった際にはどのような症状があらわれるのかについて知りたい!

ネコちゃんが骨折してしまいますと、身体の自由などが奪われてしまいますので生活の質を著しく下げてしまいます。

そのため、早期発見・早期治療が必要になるのです。

ネコちゃんの骨折を早期発見するためには、飼い主さんが骨折した際に現れる症状についてしっかりと理解しておくようにすると良いでしょう。

そこで、ここではネコちゃんが骨折してしまった際にあらわれる症状についてお伝えさせていただきます。

ネコちゃんが骨折してしまった際には、患部に激しい痛みが伴うため、あまり動きたがらなくなる、普段とは違う動きを見せるようになるなどの症状があらわれるようになります。

それに加えて、患部が腫れる、変形するなどの症状もあらわれるようになりますので、注意して観察するようにしましょう。

その他にも、患部を触られることを嫌がる、食欲がなくなるなどの症状もあらわれます。

背骨やしっぽなどを骨折してしまうと、神経も損傷してしまいますので排泄がうまくコントロール出来なくなるという症状もあらわれますし、下あごを骨折してしまいますと、口がうまく閉じられなくなり、口が開いたままの状態でいることもありますので、なにかおかしい様子がありましたら、すぐに動物病院に連れて行くようにしましょう。

折れた骨が体外に飛び出してしまう開放骨折の際には、出血多量によりショック症状を起こします。

その他にも、骨折した際に衝撃が強く、内蔵なども損傷しているということもありますので、少しでも様子がおかしいようでしたら注意しておいた方が安心だと思いますよ。

患部の腫れや、いつもと違う動き、痛みを感じる場所を引きずる、身体を触られるのを嫌がるという症状があらわれている際には骨折の疑いがありますので、できるだけ早いうちに動物病院に連れて行き適切な処置を受けさせるようにしてあげてくださいね。

猫が骨折した際には、どのような治療法があるの?骨折を防ぐための方法は何?

ネコちゃんが骨折した際には、自然治癒に頼ってしまいますと、患部の変形や後遺症が残ってしまうことがありますので、できるだけ早い段階で適切な治療を受けさせるようにするということが重要なことになります。

また、ネコちゃんが骨折をしてしまいますと、ネコちゃんの生活の質を著しく下げてしまいますので、そうならないように飼い主さんが予防してあげるようにしたほうが良いでしょう。

そこで、ここではネコちゃんが骨折した際にどのような治療法がとられるのか、骨折を予防するためにはどのようなことが必要になるのかということについてお伝えさせていただきます。

ネコちゃんが骨折した際には、骨を正常な位置で固定し、骨が治癒するまでの間、動かないようにすることが必要になります。

ほとんどの場合でギプスや包帯で骨折した箇所を固定する外固定法という治療法がとられます。

しかし、ネコちゃんはギプスや包帯などをつけられることを嫌がることが多くなっていますので、患部が完治するまでの間、装着し続けることが難しいかもしれません。

骨折した箇所や、ネコちゃんの症状によっては、骨同士をステンレス製の金属板やワイヤーなどで内側から直接固定する内固定法や、外枠と骨折箇所をピンで固定する創外固定法などの治療法もとられます。

ネコちゃんの骨折を予防するためには、飼い主さんが日々の生活の中からネコちゃんが骨折してしまう危険性があるものを減らすようにするということが重要です。

高い場所をなるべくなくすようにする、ドアの開け閉めをする際には、ネコちゃんがいないことを確認し、挟まないようにする、肥満や栄養不足などに気をつけるようにするなど、ネコちゃんの生活をより良いものにする努力が骨折の予防にもつながりますので心がけるようにしてくださいね。

猫が骨折した際に、お家でできる応急処置はあるの?

ネコちゃんが骨折した際には、早急に治療が必要になります。

また、その際に飼い主さんが応急処置をすることでネコちゃんが苦しんでしまうかもしれない時間を減らして上げることができるかもしれませんよね。

骨折箇所に木の板やダンボールなどで副木をあて、包帯などできつくなり過ぎないように固定します。この際には、きつく締めすぎてしまいますと、血液の流れを止めてしまいますので注意するようにしましょう。

骨折をしたネコちゃんは、普段より攻撃性が増していますので、患部を触らせてくれないこともありますので、そのような場合には無理に応急処置をしようとせずに、すぐに動物病院につれていくようにしてください。

ネコちゃんの骨折は一大事!早期発見・早期治療を心がけるようにしてあげましょう!

ネコちゃんが骨折してしまった際には、早期に治療を行うようにすることで、後遺症や患部の変形などを防ぐことができます。

そのために、飼い主さんがネコちゃんの骨折を早いうちに発見してあげるようにしてくださいね。

また、ネコちゃんの骨折の治療費は、思っているよりも高額になることもありますので、毎月決まった額を貯金する、ペット保険に加入するなどしておくと万が一の際にも安心ですよ。

今回、お伝えさせていただきました情報が飼い主さんとネコちゃんの毎日をより良いものにするお手伝いになりますことを願っております。

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