病気・ケガ
「犬の回虫症」原因や症状、治療法について
今回は、回虫症の原因、症状、治療法や予防法、治療にかかる医療費やペット保険の必要性などについてお伝えいたします。
犬の回虫症を引き起こす原因を知りたい!
ここでは、ワンちゃんの回虫症はどのような病気なのか、原因についてお伝えいたします。
ワンちゃんの回虫症は、線虫に属する寄生虫の一種である回虫によって引き起こされる病気であり、子犬や免疫力が低下したワンちゃんの身体にさまざまな症状を引き起こします。
体内に侵入した回虫の卵は小腸内で孵化し、血管を通じて肺に移動します。その後肺で成長した回虫は腸に再び移動し、1日に10万個近い卵を生み、排泄物を通じて新たな宿主に感染を広げます。
回虫症の原因としましては、回虫の卵に汚染された糞や土を食べてしまう経口感染や回虫症に感染したワンちゃんが妊娠した際に胎盤を経由して感染してしまう垂直感染、免疫力の低下などのものがありますので、飼い主さんが対策できるものについては、しっかりと対策をするように心がけましょう。
回虫症が犬の身体に引き起こす症状について教えて!
ここでは、回虫症の症状、日常生活の中から注意したほうが良い症状についてお伝えいたします。
回虫症を発症した際にワンちゃんの身体にあらわれる症状としましては、食欲不振、下痢、嘔吐、腹痛、腹部の膨らみ、子犬の場合には発育不良、体重の減少、貧血、毛づやの悪化などのものがあらわれるようになりますし、最悪の場合には肺炎を引き起こし、命を落としてしまう可能性もありますので、注意が必要になるのです。
下痢や嘔吐などの症状は他の病気の症状としてもあらわれることもありますが、回虫症の場合にはヒモのような回虫を吐き出すこともありますし、毛づやの悪化や腹部のふくらみなど、日常生活の中に少しずつ異変をもたらすこともありますので、ワンちゃんの様子は常日頃から注意して観察するようにし、何かおかしな点がみられるようでしたらすぐに動物病院に連れて行くようにして、適切な処置を受けさせるようにしてくださいね。
犬の回虫症の治療法や予防法にはどのようなものがある?ペット保険は必要なの?
ここでは,ワンちゃんの回虫症の治療法や予防法、必要になる医療費、ペット保険の必要性などについてお伝えいたします。
ワンちゃんの回虫症の治療法としましては、駆虫薬を投与し、体内の渦中を駆除するとともに、肺炎を併発している際には、炎症を抑えるために抗炎症薬や抗生物質などの投与が行うことがほとんどです。
それに加えて、免疫力を低下させないためにストレスなどを最小限に抑えることが治療、予防の双方に役立ちます。
回虫症を予防する方法としましては、他の犬の排泄物などに回虫が存在していることもありますので、糞便に接触させないようにするとともに、定期的に駆虫薬を投与するという方法がありますので、散歩などの際には特に注意してあげるようにしましょう。
回虫症の治療に必要な医療費としましては、検査や必要な処置を全て含めると1万円から2万円で収まることがほとんどですが、自由診療であるため、それ以上の医療費がかかることもありますし、定期的な通院が必要になることもありますので、ペット保険に加入しておくことをおすすめします。
ペット保険にはさまざまなものがあり、特色などもそれぞれことなりますので、ご自身のワンちゃんにとって最も良いものを選ぶようにしてくださいね。
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