病気・ケガ

犬の口内炎とは?原因や症状、治療法を教えて!

ワンちゃんの病気やケガにはさまざまなものがありますが、そのような病気の中でも口内炎はワンちゃんの身体にさまざまな症状を引き起こすだけではなく、ワンちゃんの健康的な生活に悪影響を及ぼしてしまうものですので、早期発見、早期治療を心がけるようにして、ワンちゃんの健康を守りましょう。

その際には、飼い主さんがワンちゃんの口内炎についての知識を持っておくことで役に立つでしょう。今回はワンちゃんの口内炎の発症の原因、引き起こす症状、治療法や予防法についてお伝えいたします。

犬の口内炎が引き起こされる原因は?

ここでは、ワンちゃんの口内炎の原因をお伝えいたします。

ワンちゃんの口内炎は口の中にある粘膜に炎症が生じてしまう病気になっています。口内炎は、大きく系統性口内炎と潰瘍性口内炎に分かれており、潰瘍性口内炎の場合にはひどい痛みが伴う症状を引き起こすこともありますので、注意しましょう。

ワンちゃんの口内炎の原因になるものとしましては、系統性口内炎の場合にはレプトスピラやジステンパー、糖尿病やビタミンの欠乏、抗生物質による治療の副作用、腎臓病、疲労や栄養不足などによる免疫力の低下、蓄積した歯石が口内粘膜を傷つけてしまうこと、潰瘍性口内炎の場合には、原因が明らかになってはおらず、代謝異常、栄養不良、感染症、遺伝によるものなどがあります。

遺伝により、潰瘍性口内炎を発症しやすいワンちゃんとしましては、マルチーズ、アメリカンコッカースパニエル、イングリッシュコッカースパニエルなどの犬種と言われています。

犬の口内炎が引き起こす症状を知りたい!

ここでは、口内炎がワンちゃんの身体に引き起こす症状や日常生活の注意点についてお伝えいたします。

口内炎がワンちゃんの身体に引き起こす症状としましては、食欲不振に陥る、歯茎や口元を気にするようになる、口をぺちゃくちゃと鳴らすようになる、大量のよだれ、口臭がきつくなる、口内が腫れる、痛みが生じるなどのものがあります。

口臭の悪化や口内の腫れ、食欲不振に陥るなどの症状が引き起こされるなどの症状があらわれている場合には、口腔内の病気を発症していることが考えられますので、早急に動物病院に連れて行くようにし、治療を行なうようにしてくださいね。

犬の口内炎の治療法や予防法にはどのようなものがあるの?

ここでは、ワンちゃんの口内炎の治療法や予防法についてお伝えいたします。

ワンちゃんの口内炎の治療法としましては、系統性口内炎の場合にはウイルスを抑えるための抗生物質の投与や抗炎症剤を投与するとともに生活習慣や栄養バランスの改善、基礎疾患の治療を行なうというものです。

潰瘍性口内炎の治療法としましては、歯周病の治療や過剰な炎症を抑えるためにレーザーを用いて炎症箇所を切除する、抗菌薬や抗炎症剤、免疫調整薬の投与を行なうというものがあります。原因不明であることも多い潰瘍性口内炎ですが、獣医さんとよく相談して治療を行なうようにしましょう。

ワンちゃんの口内炎の予防法としましては、口腔内を清潔な状態に保つとともに、栄養バランスを適切なものに保つようにし、ワンちゃんの免疫力の低下を防ぐことを心がけましょう。

口内炎はワンちゃんの身体にさまざまな症状を引き起こしてしまうものですので、日常生活の中からワンちゃんの様子には注意するようにし、何かおかしな様子がみられるようでしたら動物病院に連れて行き、適切な処置をうけさせるようにしてくださいね。

また、1年に1度は動物病院での健康診断を受けさせるようにする、万が一の際に備えてペット保険に加入しておくなどの対策をすると良いでしょう。
今回お伝えさせていただきました情報が飼い主さんとワンちゃんの楽しい毎日をより良いものにする上で役に立つものでありますことを願っております。

お問い合わせはこちら【通話無料】募集代理店:アイ・エフ・クリエイト0120-616-400【受付時間】9:30~18:00(年末年始、日曜、祝日は除く)

この記事を書いた人

ペットのいろは編集者 皆様が安心してペットたちと過ごせるよう、有益な情報を発信してまいります。