病気・ケガ
犬の刺咬症とは?原因や症状、予防法について
ワンちゃんとの生活は飼い主さんにとってかけがえのないものであり、できることならばワンちゃんには健康的で楽しい毎日を過ごしてほしいものですよね。そのような日々を守るためには、飼い主さんが日々の生活の中からさまざまなことに注意してあげるようにするとともに、ワンちゃんの健康を守るためのサポートをしてあげることが役立つのです。
ワンちゃんの病気やケガにはさまざまなものがありますが、その中でも刺咬症はワンちゃんの身体にさまざまな症状を引き起こし、健康的な毎日に悪影響を及ぼしてしまうこともありますので、早期発見、早期治療を心がけることが重要になるのです。
その際には飼い主さんが、ワンちゃんの刺咬症についての知識を持っておくようにすると早期発見、早期治療だけではなく、予防にも大きな効果を果たします。
今回は、ワンちゃんの刺咬症がどのようなものなのか、発症のメカニズムや原因、刺咬症がワンちゃんの身体に引き起こす症状、治療法や予防法についてお伝えいたします。
犬の刺咬症はどのようなものが原因になるの?蚊以外の虫に刺されることもある?
ワンちゃんの刺咬症はさまざまな症状を引き起こし、ワンちゃんの健康的な生活に悪影響を与えてしまうものですので、早期発見、早期治療を心がけるようにし、健康を守ることが重要です。
人間と比較した際に、ワンちゃんの虫刺されである刺咬症は重症化してしまうことも多くなっていますので、早期発見、早期治療に加えて日常生活の中から予防を心がけるようにすると良いでしょう。
その際には、飼い主さんが刺咬症の原因についての知識を持っておくとワンちゃんを危険から守ることができますよね。
ここでは、ワンちゃんの刺咬症がどのようなものなのか、発症のメカニズムや原因についてお伝えいたします。
ワンちゃんの刺咬症は虫に刺された部分が炎症を起こしてしまうというものです。人間とは違い、蚊以外の虫に刺されることもありますし、刺された虫によっては命に関わることもありますので、早期発見、早期治療が重要になるのです。
刺咬症の原因としましては、蚊やブヨ、ハチ、蛾、ツツガムシ、クモ、ムカデ、ノミ、ダニなどの虫に皮膚を刺されてしまうというものがあります。
この中でも、ツツガムシや蚊に刺されてしまいますと、ツツガムシの場合にはツツガムシ病、蚊の場合にはフィラリアを引き起こし、命を落としてしまうこともあるかもしれませんので、飼い主さんが注意するとともに早急に動物病院での診察を受けさせるようにしてくださいね。
犬の刺咬症が引き起こす症状とは?日常生活の中から注意したほうが良いことは?
ここでは、刺咬症がワンちゃんの身体に引き起こす症状にはどのようなものがあるのか、刺咬症の症状で日常生活の中から注意したほうが良いことについてお伝えいたします。
刺咬症がワンちゃんの身体に引き起こす症状としましては、かゆみや皮膚の腫れなどのものが共通してあらわれるようになりますが、刺された虫によって症状が異なることもあります。
ダニやノミに刺された際には、アレルギー症状を引き起こし、かゆみなどの症状に加えて、かゆみを抑えるために患部を噛んでしまい、出血や化膿することもありますし、マダニや毒蛾に刺された際には食欲不振や呼吸困難などの明らかな異変があらわれるようになりますので、早急に対処するようにしましょう。
刺咬症の症状でかゆみが生じ、ワンちゃんがしきりに気にする様子を見せている場合には、飼い主さんは注意してあげると良いかもしれません。かゆみを抑えるために患部を噛んでしまうことにより、二次的な外傷などが生じてしまいますとワンちゃんの健康にさらなる悪影響を及ぼしてしまいますので、早急に対処しましょう。
また、食欲不振や呼吸困難などの明らかな異変がみられる場合には毒のある虫に刺されてしまったということも考えられますし、その他の深刻な病気の可能性も考えられますので、なるべく早く動物病院に連れて行くようにしてくださいね。
犬の刺咬症の治療法や予防法について教えて!
ここでは、ワンちゃんの刺咬症の治療法や予防法についてお伝えいたします。
ワンちゃんの刺咬症の治療法としましては、軽度なものである場合には安静にしていれば自然に治癒するのですが、ハチに刺されてアナフィラキシーショックを起こしてしまうこともありますので、虫に刺されたあとにぐったりとしている場合には早急に動物病院につれていくようにし、内服薬の投与や、症状が深刻な場合には外科手術が行なわれることもあります。
ワンちゃんの刺咬症を予防する上では、虫が多い環境にワンちゃんを連れて行かないようにする、虫よけなどを徹底するというものがありますが、完全に刺咬症を予防できるわけではありませんので、飼い主さんが対策できるものについてはしっかりと対策を行なうようにし、それでも虫に刺された際にはワンちゃんの様子に注意し、何かおかしな様子がみられるようでしたら動物病院に連れて行くようにしてくださいね。
また、蚊に刺された際にフィラリアへの感染を防ぐために定期的にフィラリア予防薬を投与するということも忘れないようにしましょう。
今回お伝えさせていただきました情報が飼い主さんとワンちゃんの生活をより良いものにする上で役に立つものでありますことを願っております。
- ペット保険をご検討の方へペット保険比較
お問い合わせはこちら【通話無料】募集代理店:アイ・エフ・クリエイト0120-616-400【受付時間】9:30~18:00(年末年始、日曜、祝日は除く)
この記事を書いた人
ペットのいろは編集者 皆様が安心してペットたちと過ごせるよう、有益な情報を発信してまいります。