病気・ケガ
犬の大腸性下痢症とは?原因や症状、治療法について
病気やケガの中でも、ワンちゃんの大腸性下痢症はワンちゃんの健やかな生活を脅かしてしまうものになっていますので、早期発見、早期治療を心がけるようにするとワンちゃんが苦しむかもしれない時間を最小限に抑えることができるかもしれません。
その際には、大腸性下痢症がどのような病気なのかということについての知識を飼い主さんが持っておくと良いでしょう。
今回は、ワンちゃんの大腸性下痢症がどのようなメカニズムで発症する病気なのか、原因や症状にはどのようなものがあるのか、治療法や予防法についてお伝えいたします。
犬の大腸性下痢症の発症メカニズムは?原因になるものを教えて!
ワンちゃんの大腸性下痢症はワンちゃんにとって苦しみを与えてしまうものであり、できることあらば早急に治療を行ない、ワンちゃんが苦しむかもしれない時間を最小限に抑えることが重要になります。そのためには、大腸性下痢症を早期発見、早期治療を行なうことが役にたつのです。
その際に、飼い主さんがワンちゃんの大腸性下痢症がどのような病気なのか、発症メカニズムや原因についての知識を持っておくことが役に立ちます。
ここでは、ワンちゃんの大腸性下痢症の発症メカニズムや原因についてお伝えいたします。
ワンちゃんの大腸性下痢症は、大腸が原因になり引き起こされる下痢であり、水分の分泌機能や吸収機能のどちらか一方でも異常が生じてしまいますと、ワンちゃんの身体にさまざまな症状を引き起こすのです。
ワンちゃんの大腸性下痢症の原因としては、慢性腸炎、腫瘍、アジソン病、尿毒症などの基礎疾患、ヒストプラズマなどの真菌、サルモネラやクロストリジウムなどの細菌、ジアルジアなどの原虫や鉤虫などの寄生虫への感染や、また線維の大量摂取に伴う腸内細菌の過増殖、消化できない異物の誤食、食物アレルギー、抗生物質や抗コリン薬などの薬剤の副作用が発症のきっかけとも言われていますし、ストレスなども原因になることもありますので、注意するようにしてくださいね。
犬の大腸性下痢症は、どのような症状があらわれるようになるの?
ここでは、ワンちゃんの大腸性下痢症がどのような症状を引き起こすのか、また、日常生活の中から注意したほうが良いことをお伝えいたします。
ワンちゃんが大腸性下痢症を発症した際には、排便の回数が増える、粘液便や血便などの下痢、排便をする素振りをみせるが便が出ないしぶり便、嘔吐やお尻をかゆがるという素振りを見せるようになるという症状があらわれます。
大腸性下痢症は、ワンちゃんの身体にこれらの症状を引き起こし、苦しむかもしれない時間を増やしてしまうものになっていますので、おかしな様子がみられるようでしたら動物病院に連れて行くようにすると良いでしょう。
また、日常生活の中からワンちゃんのトイレチェックを欠かさないようにする、散歩中に便をする際にはその様子を注意深く観察するようにすると大腸性下痢症の発見に役立ちますので、それらについても注意するようにしてくださいね。
犬の大腸性下痢症はどのように治療を行なうの?予防法にはどのようなものがある?
ここでは、ワンちゃんの大腸性下痢症の治療法や予防法についてお伝えいたします。
ワンちゃんが大腸性下痢症を発症した際には、急性のものである場合には、12時間ほどの断水と24時間の絶食が行なわれます。それに加えて、大腸性下痢症が引き起こしている症状に合わせた対症療法が取られることがほとんどです。
具体的には、下痢止めの投与、下痢により失った体液を補うための輸液などの投与などが行なわれます。
また、大腸性下痢症が何らかの基礎疾患により引き起こされている場合には、それらを治療することで症状が改善されることもありますので、日常生活の中から大腸性下痢症についての対処をするということが重要になるのです。
それに加えて、ワンちゃんの大腸性下痢症を日々の生活の中から予防すると、ワンちゃんの健康を守る上で更に役立ちます。
大腸性下痢症の予防法としては、ワンちゃんに与える食事を適切なものにする、健康管理に注意するようにし、ストレスを軽減する、十分に運動をさせ腸の動きを促進し、消化機能を高める、大腸性下痢症の原因になる基礎疾患などを予防するワクチンを摂取させるようにするということを心がけるようにしてくださいね。
今回、お伝えさせていただきました情報が飼い主さんとワンちゃんの生活をより良いものにする上で役に立つものでありますことを願っております。
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