柴犬ってどんな犬？性格と飼育上の注意

ワンちゃんの犬種の中でも柴犬は日本だけではなく、海外でも人気がある犬種になっており、柴犬の愛くるしい表情に癒やされているという飼い主さんもいらっしゃることでしょうし、柴犬を飼育することを検討しているという方もいらっしゃることだと思います。

そこで、今回は柴犬について、柴犬がどのような性格のワンちゃんなのかということと柴犬の特徴、柴犬を飼育する上で飼い主さんが注意してあげたほうが良いこと、柴犬のかかりやすい病気などについて詳しくお伝えさせていただきます。

柴犬はどのよ犬なの？柴犬の性格はどのようなものなのかを教えて！

柴犬は愛らしい見た目のワンちゃんであると同時に、日本らしい奥ゆかしさを併せ持っているワンちゃんです。柴犬は日本固有の犬種であり、国の天然記念物として指定されている日本犬でもあります。柴犬は厳しい環境に対しても順応性が高いワンちゃんですので、暑さにも寒さにも比較的強く、飼育する上でメリットの１つといえるでしょう。柴犬は頑丈な身体を持っている子も多く、病気にはなりにくいですが、一方でアトピー性の皮膚炎を発症することが多く、アレルギー体質を持って生まれるワンちゃんもいますので、アレルゲンとなるものをワンちゃんの生活の中から遠ざけるようにしてくださいね。

元々、狩猟犬として人間のパートナーであった柴犬は狩猟本能が強く、小動物や虫を見つけると追いかけようとする習性があります。必要となる運動量も多くなっていますので、できるだけ毎日の生活の中からきちんと運動させるようにし、肥満や糖尿病のリスクを軽減させることも重要です。散歩中やドッグランなどで他のワンちゃんにあった際には吠えて威嚇をするということもありますので、しつけをしっかりとするようにしましょう。

柴犬の性格は、飼い主さんにとても忠実で、飼い主さんや家族以外には懐かない、警戒心をあらわにします。縄張り意識も強く、来客などの際には吠えたりすることも多くなっていますので、番犬向きとも言えるでしょう。柴犬は我慢強い反面、頑固で言うことを聞かないということもありますので、しつけをする際などに苦労することもあるかもしれません。

オスとメスでも性格の傾向はまた違います。オスの柴犬は、誰に対しても愛想が良く、フレンドリーな態度を示す子が多いですし、遊びなども好みます。運動量がメスの柴犬と比較した際に多く必要になりますので、運動不足がストレスになりやすいので、注意してあげてくださいね。

メスの柴犬は、オスの柴犬とは違い、警戒心が強く飼い主さん以外の人には懐かないという性格の子が多いようです。オスと比べた際に頑固な性格であるのもメスの柴犬の特徴です。

柴犬を飼う上ではどのようなことに注意をすれば良いのかを教えて！

柴犬は警戒心が強く飼い主さん以外の人にはあまり懐かないと言った性格でありますし、縄張り意識も強いワンちゃんです。そのため、見知らぬ人に散歩中に吠えてしまったり、来客などの際に吠えてしまうということもありますので、飼い主さんの指示をしっかりと聞けるようにしつけておくようにしましょう。対等な関係と言うよりは、飼い主さんが信頼できるリーダーであることを好むワンちゃんですので、日々の生活の中から甘やかしすぎないようにすると良いかもしれません。

寒さや暑さに強く、室外での飼育も問題ない柴犬ですが、飼い主さんとの良好な関係や絆を築くためにも、できるだけ室内飼育をしてしっかりとしつけを行い、コミュニケーションを取るようにすると良いかもしれませんよ。

また、柴犬は必要となる運動量が多いワンちゃんですので、毎日の散歩を欠かさないようにすると共に、休日のドッグランに連れて行くようにする、ボール遊びなどをするなどの運動をさせるようにするとワンちゃんが感じるストレスを軽減することができるでしょう。

柴犬はどのような病気にかかりやすい？注意しなければいけない病気は？

柴犬は、身体が比較的丈夫なワンちゃんですので、他の犬種のワンちゃんと比較した際には病気にはかかりにくくなっていますが、アトピー性皮膚炎やエサのアレルギーが多くなっていますので、注意してあげるようにしてください。

骨や関節系の病気の中では、股関節形成不全という病気を発症することがあります。この病気は股関節を形成する骨が十分に発育しないという病気であり、歩行面での異常が生じてしまうという危険性もありますし、最悪の場合には手術が必要になることもありますので、何かおかしな様子がみられるという場合にはすぐに動物病院に連れて行くようにしてあげてくださいね。

柴犬は日本犬らしい奥ゆかしさとたくましさをあわせもつワンちゃん！良好な絆を築きましょう！

柴犬は頑固であったり、飼い主さん以外の人に対して警戒心を抱くなど、他のワンちゃんと比較した際にしつけなどは難しいワンちゃんかもしれませんが、信頼関係をきちんと築いた後には、飼い主さんの唯一無二のパートナーになってくれることでしょう。

今回お伝えさせていただきました情報が飼い主さんとワンちゃんの毎日をより良いものにするお手伝いになりますことを願っております。