ペットとの生活
【犬のいびき】病気のサイン?原因や予防法について
ワンちゃんのいびきは、病気などのサインの可能性も考えられますので、飼い主さんには注意していただきたいのです!
そこで、今回はワンちゃんがいびきをかいている際に考えられる病気や、いびきの予防法などについて飼い主のみなさんにお伝えさせていただきます!
犬がいびきをかいてしまう仕組みや、原因について知りたい!
ワンちゃんのいびきを開く仕組みは人間と一緒で、様々な理由で鼻腔や咽頭などの上気道が塞がってしまったり、狭まることにより、粘膜の振動音や抵抗音が発生するため、いわゆるいびきが発生するのです。
いびきをほとんどかかないというワンちゃんもいれば、生まれつきいびきをかきやすいワンちゃんもいるため、いびきをかいてしまう原因は様々です。
ワンちゃんが寝ている時に、どのようなことが原因となりいびきをかいてしまっているのかということについて気になっているという飼い主さんも多いと思います。ワンちゃんがいびきをかいてしまう原因はいくつかあり、代表的なものですと鼻づまり、肥満、そして病気の3つが主なものとお考えいただいて良いでしょう。
パグやブルドッグなどの短頭種はいびきをかきやすくなっていますので、そこまで神経質になる必要はありませんが、いびきの頻度や音の大きさなどが普段よりもひどくなっているという場合には注意してあげるようにしてあげましょうね。
軟口蓋過長症という病気が原因となりいびきが引き起こされることもあります。上あごの一番奥にあるやわらかい部分が生まれつき長く、咽頭蓋に被ってしまうことで気道を塞いでしまい、いびきを引き起こすのです。
興奮時や運動後、厚い環境では症状が重症になってしまい、呼吸困難で湿疹してしまうこともありますので、治療が必要になります。軟口蓋過長症は先天性の病気ですので、予防をすることはできませんが、適切な治療を行うことで症状は緩和されることがありますので、なにかおかしいことがあったらすぐに動物病院に連れて行くようにしましょう。この病気はパグやブルドッグやシーズーなどの犬種によく見られますので注意してくださいね。
また、気管系の病気以外にも、心臓肥大などが原因になり、いびきを引き起こすこともありますので、そちらについても注意しましょう。
ワンちゃんの飼育している環境によっては、いびきをかきやすくなるということもあります。投薬中の場合は、筋肉が弛緩してしまっていびきをかいてしまうということもありますし、飼い主さんがタバコを吸っている場合には、タバコの煙がワンちゃんにとって刺激物になってしまいますので、いびきを好発させる原因となってしまうのです。
飼育環境などが原因の場合には、環境を改善することによりいびきが治まるということもありますので、ワンちゃんを飼育している環境について一度、見直してみると良いと思いますよ。
肥満のワンちゃんは、咽頭の周辺などが脂肪で狭まってしまい、空気が通る量が少なくなってしまうため、いびきをかいてしまうこともありますので、ダイエットなどをして減量すると改善されることもありますので、体型にも十分注意するようにしましょうね。
普通のいびきと病気の可能性があるいびきの見分け方を知りたい!
ワンちゃんのいびきについて、「病気の可能性があるのはわかったけど、普段からいびきをかいているので見分けられない」とお思いになっている飼い主さんもいらっしゃることだと思います。特に、短頭種のパグやブルドッグなどの飼い主さんの場合には、「いびきをかくのがあたりまえなので、病気かどうか見分けるのが難しい」とお考えの方も多いのではないでしょうか?
ここでは、飼い主さんがふつうのいびきと病気が原因かもしれないいびきを見分けるために必要なポイントについてお伝えさせていただきます!
普段からいびきをかくというワンちゃんの場合には、普段と比べてどのようないびきをしているのかということに注意してあげると良いでしょう。突然いびきがひどくなったという場合には、鼻や口などに異常が生じてしまっているかもしれませんので、病気の可能性もありますので気をつけてください。
病気の可能性がある場合のいびきの場合には、呼吸をする際に苦しそうな様子を見せたり、エサを食べた後に苦しそうな様子を見せ、咳をするという発作が出ることもありますので注意深く観察しておく必要があります。
パグやブルドッグなどの短頭種はいびきをかくのがあたりまえですので、いびきの音や呼吸時の様子で病気かどうかを見分けますが、短頭種以外のワンちゃんでいびきをかいている場合には病気の可能性がかなり高くなります。特に、老齢になるにつれていびきがひどくなっているという場合にはより一層の注意が必要になりますので、飼い主さんが健康について気をつけて上げるようにしましょう。
犬のいびきを予防するために必要なことは?
ワンちゃんのいびきを予防するためには、飼い主さんが普段の生活の中からワンちゃんがいびきをかかなくても良いような環境を作ってあげることが必要になります。
気をつけなければならないことはいくつかありますが、すべて日々の生活の中から対策できることがほとんどですので、現在の飼育環境と照らしあわせて確認していただけば、きっといびきをかかなくても良い環境にしていただけると思いますよ。
寝ている時の体勢が原因になり、いびきを引き起こしているということも考えられます。そのような場合には、クッションやベッド、毛布などを変えて強制的に体勢を変えるのも良いでしょう。
先程もお伝えしたとおり、ワンちゃんにとっていびきをかかなくても良い環境を飼い主さんが作ってあげるということがまず必要なことです。
飼い主さんが、ワンちゃんを飼育している環境でタバコを吸っているという場合には、呼吸器系にダメージを与えてしまうためいびきをかきやすくなります。その他にも、ワンちゃんを飼育する環境にホコリなどが溜まっているという場合にも、いびきをかきやすくなってしまうかもしれませんので、ワンちゃんのいる部屋ではタバコを吸わないようにする、なるべくホコリなどを溜めないようにきちんと掃除をするようにすると呼吸器系に負担がかかることが少なくなるため、いびきの改善に役立つかもしれませんよ。
肥満が原因となり、ワンちゃんがいびきをかいてしまっているということもあると思います。そのような場合には、肥満を解消するために運動をさせる、食生活などを見直すなどして徐々に体重を減らしていくといびきが改善されるかもしれませんので、ワンちゃんの体重が増えていくにつれていびきがひどくなっているという場合には、まずダイエットをさせるということを考えてみるのが良いでしょう。
いびきをかいている際に気をつけなければいけない病気は?
ワンちゃんがいびきをかいているという場合には、アレルギーが原因であったり、先天的な疾患が原因になっている場合もあります。そのような場合は、動物病院での治療を迅速に行うようにすることで、症状が緩和されることが多くなっています。
その他にもワンちゃんがいびきをかいてしまう病気には、命を落としてしまうかもしれないものもありますので、それらについて飼い主のみなさんにお伝えさせていただきます。
いびきをかいている場合には、心臓病や、気管虚脱、腫瘍などの可能性が考えられます。老齢になるにつれて、この病気になる可能性が高くなりますし、普段からいびきをかいているというワンちゃんですと、発見が遅れてしまうかもしれませんので、異常ないびきをしているようでしたら早めに動物病院に連れて行き、検査などを行うようにしましょう。
ワンちゃんのいびきを改善して、健康な生活を!
ワンちゃんのいびきを、「いつも、いびきをかいてるから大丈夫だろう」と見逃してしまうと気がついた時には症状が重くなっているということもありますので、日々の生活の中からいびきに注意して些細な変化を見逃さないようにしてくださいね。
今回お伝えさせていただいた情報が、様々な病気のサインになっているいびきに気をつけて、健康的な毎日を送るお手伝いになりますことを願っています。
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