ペット保険

ペット保険は何歳まで加入することができるの?犬や猫の年齢の進行と寿命

 飼い主さんがご自身のワンちゃんやネコちゃんのために、ペット保険に加入することをお考えになる際にはいくつかの不安点があるのではないかと思います。
 
保険金はどんな病気やケガならおりるのかという不安はもちろんですが、小さな頃は健康だったのに年を重ねるにつれて病気がちになったワンちゃんやネコちゃんの飼い主さんですと、ペット保険に加入できる年齢の上限なども気になることの1つでしょう。
 
そこで今回は、ワンちゃんやネコちゃんが気をつけなければいけない病気や、ペット保険に加入する際に年齢上限などがあるのかどうかという点についてお伝えしたいと思います!

犬や猫の寿命はどれくらいなの?

私たち人の医療が進歩したように、近年ではワンちゃんやネコちゃんの医療も進歩し、寿命が延びつつあります。室内飼いのワンちゃんネコちゃんが増え、飼い主さんが去勢手術などを行うことも増えたため、これからさらに寿命が延びていくのではと言われています。

ワンちゃんやネコちゃんの寿命は平均14歳前後と言われています。長生きする子だと17歳から20歳まで寿命が伸びるといるのです。
 
ワンちゃんはお散歩などで外に連れて行くことも多いですが、ネコちゃんの場合は、外に自由に出ていけるようにしておくか、完全に室内飼いをするかの2通りだと思います。

完全に室内飼いをしているネコちゃんですと室内飼いをしていないネコちゃんよりも寿命が伸びると言われています。これは野良ネコとの喧嘩で傷を負ってしまったり、交通事故などに合う確率が減るためです。また、ワンちゃんでもネコちゃんでも人間と同じようにメスの方が寿命が長くなる傾向があります。

人間よりも成長の速度が早い犬や猫、人間に換算すると何歳なの?

ワンちゃんやネコちゃんを子どもの時から家族に迎えると、成長も見守れて、さらに絆を深められますよね。そんな時に飼い主さんが驚くのは彼らの成長のスピードではないでしょうか?

ワンちゃんですと最初の1年で人間の年に換算して17歳、2年目までに24歳になると言われています。その後1年ごとに4歳ずつ年を重ねていくと言われています。

ネコちゃんは、最初の1年で人間の年に換算すると18歳になり、その後は4歳ずつ年を重ねていきます。

犬や猫の高齢期は何歳くらいからなの?

先ほど、ワンちゃんやネコちゃんが飼い主さんもびっくりするような速度で成長していくことをお伝えしましたが、「何歳くらいから高齢期になるの?」と疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
 
ワンちゃんもネコちゃんも7歳くらいから老化が始まり、免疫機能の低下や内臓機能の低下が起きるようになります。

10歳くらいからが高齢期とお思いになる飼い主さんもいらっしゃるかとは思いますが、7歳くらいの時から老化が始まるため、それに注意してワンちゃん、ネコちゃんのケアをしてあげることが大事なことになってきます。

肥満などが引き起こす病気やガン、内臓疾患系の病気などは高齢になればなるほど病気になってしまうリスクが高くなります。そのため、飼い主さんが日頃からワンちゃんやネコちゃんの健康を守るようにしましょう。

犬や猫が高齢になった際に飼い主さんができること

年を重ねるにつれて、ワンちゃんやネコちゃんの生活は若い時のものとは変わってしまいます。特に、若い時のようにご飯を与えてしまうと、1度に食べきれなくなってしまうということもあるのです。1日に与える食事の回数を増やし、少量ずつ与えるようにするなどの飼い主さんの工夫も必要になります。また、老衰によりアゴの力が弱くなったり、歯がなくなってしまっていることもあるので、柔らかく食べやすい食事を与えるようにしましょう。

老齢性の関節炎や病気の影響、加齢による筋肉の衰えなどでトイレにいくことに失敗してしまい、おしっこをトイレ以外の場所で漏らしてしまうこともあるかとは思いますが、叱らないようにしてくださいね。トイレの数を増やすなどして対処し、おもらしの回数が多くて困るようでしたら、一度動物病院などに連れて行くようにしましょう。

ワンちゃんやネコちゃんが老齢になるにつれ、かかりやすくなる病気もあります。ガンや心臓病、歯周病や、腎不全、椎間板ヘルニアと認知症など、飼い主さんが気をつけなければならない病気が数多くあるのです。

これらの病気は徐々に進行していることも多く、気づいた時には手術が必要になっているということもあるかもしれません。そのため、日常生活の中からワンちゃんやネコちゃんの些細な変化も見逃さないようにすることも必要です。また、7歳を超え、ワンちゃん、ネコちゃんが高齢になったら、半年に一度のペースでかかりつけの動物病院での健康診断を行うようにしましょう。血液検査をしなければわからないこともありますし、お医者さんに判断してもらうのが飼い主さんとしては1番安心することでしょう。

年を重ねるごとにワンちゃんやネコちゃんの視力や、体力などが衰えてしまうのは仕方がないことです。しかし、その衰えを飼い主さんがサポートしてあげることはできるのです。ですから、なるべく長生きできるように気を配ってあげてくださいね。

ペット保険は犬や猫に必要なものなの?

年を重ねるごとにワンちゃんやネコちゃんが病気にかかりやすくなるということについては先ほど、ご説明いたしました。基本的に動物病院での支払う医療費は飼い主さんが全額負担するという形になっています。手術を行う際の医療費などは高額なものとなり、ペット保険に加入していない飼い主さんは医療費に驚きその後ペット保険に加入することなどを検討することが多いのではないかと思います。

ワンちゃんや、ネコちゃんが健康的に過ごしていくためには動物病院の利用は不可欠ですし、飼い主さんが細心の注意を払っていても病気になってしまうことはあるのです。ペット保険は手術だけではなく、通院や診察の際にかかる金額も、契約しているプランの補償割合や通院日数の限度に基づいて保険金がおりるため、万が一の場合に備えてペット保険に加入することはワンちゃんやネコちゃんの健康を飼い主さんが守る上で大きな手助けになることは間違いありません。

ペット保険に入りたい…新規加入する際の年齢の上限を教えて!

 ペット保険をワンちゃんやネコちゃんが子どもの時から加入している方は、ほとんどの保険会社が終身で補償がきくので安心しているという方が多いと思います。しかし、ペット保険に加入していない飼い主さんはワンちゃんやネコちゃんが高齢になるにつれて医療費など不安材料が増えていくため、ペット保険に加入することを考えるのではないでしょうか?

そこで、飼い主さんが最も気になることといえば、ペット保険はどんな病気に保険金がおりるのか、また、新規加入する時に何歳までなら加入できるのかという点だと思います。

ペット保険は、「健康体に施す処置」に関しては保険金がおりず、去勢、ワクチン補助などはペット保険の補償の対象外となります。高齢で加入する際などは去勢や避妊手術などを施した後であると思いますが、そのような点も注意が必要です。逆に言ってしまえば、普段の生活の中で生じたケガや病気に対してはほとんどの場合に保険金がおりるのです。しかし、例外などもありますので、保険会社をよく比較した上で決めるといいでしょう。

ペット保険には、新規加入の際に年齢の上限があります。ほとんどの保険会社では9歳から10歳未満の間で新規加入の際の年齢の上限としています。この年齢までに加入できれば終身で契約できるものがほとんどですので、新規加入の際は年齢の上限などをよく見て加入するようにしましょう。また、加入した後に待機期間という保険金がおりない期間があるため、高齢のワンちゃんやネコちゃんの飼い主さんは、加入する際、待機期間があるということも頭に入れてペット保険を選ぶようにするといいと思いますよ。

犬や猫が高齢になる前にペット保険に加入しておくと安心です!

ワンちゃんやネコちゃんが年を重ねて行くごとに体が衰えていくことは仕方がないことです。人間と同じように時を過ごしているのですから、加齢は防ぐことができません。

しかし、ケガや病気の可能性を少しでも減らしてあげることはできますし、ペット保険に加入することで飼い主さんの金銭的負担を減らし、さらには、ワンちゃんやネコちゃんに手厚い治療などを行うことができるのです。

高齢になってから、ペット保険に加入することも悪いことではありませんが、加入上限など待機期間などで飼い主さんの頭を悩ませてしまうかもしれません。ですから、なるべく早いうちにペット保険への加入を考えてみるのはいかがでしょうか?

ワンちゃんやネコちゃんが高齢になるにつれて増える不安を減らして、毎日楽しく過ごすために、一度飼い主さんがペット保険に必要とするものについて考えてみるのも良いと思いますよ!

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