基礎知識

犬がお腹を見せてくれる理由が知りたい!

毎日を共に過ごすかけがえのないパートナーであるワンちゃんの気持ちを知りたいという飼い主さんは多いのではないでしょうか?ワンちゃんは人間とは違い、言葉を話すことができませんので、飼い主さんがしぐさや行動から気持ちを読み取る必要がありますよね。

ワンちゃんの感情を理解する際にはしっぽを見ると、嬉しい、悲しいなどの気持ちを大方予測することができますが、しっぽを振る以外にもワンちゃんの気持ちを知ることができるしぐさがあるのです。

ワンちゃんが飼い主さんとスキンシップを取る時に、お腹を見せてくれるという体験を飼い主さんなら一度は体験したことがあると思います。実はお腹を見せるという行為はワンちゃんにとってはかなり勇気がいる行為なのです。

そこで、今回はワンちゃんがどのような時にお腹を見せてくれるのか、どのような気持ちでお腹を見せているのかということをお伝えすると同時に、ワンちゃんを良好な関係を築くために必要なことについてお伝えさせていただきます。

犬はなぜお腹を見せてくれるの?

ワンちゃんは誰にでもお腹を見せてくれるわけではなく、彼らの中でのルールに法って飼い主さんやそのご家族にお腹を見せてくれているのです。

ワンちゃんなどの自然界で生きてきた動物にとってお腹は内臓が詰まった弱点であり、自分の生命を維持する上で攻撃されることが無いように守らなければならない場所であり、他の動物には見せてはいけないものです。

しかし、ワンちゃんはネコちゃんとは違い、リーダーを必要とし、そのリーダーに従うのに喜びや安心をおベルという側面もあるので、服従や信頼のサインとして飼い主さんにお腹を見せてくれているというのが、ワンちゃんがお腹を見せてくれている最も大きな理由ではないでしょうか?

このように、ワンちゃんがリーダーとして考えている人にお腹を見せている場合には様々なメッセージが含まれている場合もありますので注意して観察してみましょう。

その他にも、リラックスしているときや、背中がかゆい時などにお腹を見せて閉まっているということもあり、このような場合には特に意味がないということもあります。

ワンちゃんがお腹を見せてくれるのか、見えてしまっているのかはワンちゃんの気持ちを理解する上では必ず役に立つことですので、日々の生活の中から注意深く、お腹を見せる理由などについて考えてみるのも良いと思いますよ。

犬がお腹を見せている時に読み取れるメッセージは?

ワンちゃんがお腹を見せる際には、所属している社会に対するメッセージが含まれている場合もありますので、それらについて理解しておくと飼い主さんがワンちゃんの気持ちをすぐに分かってあげることができるかもしれませんよね。

一見、何気ないワンちゃんがお腹を見せることで、伝えたいメッセージについてここではお伝えさせていただきます。

ワンちゃんはお腹を見せることで、飼い主さんに「あなたに従います!」という気持ちを伝えています。これは、ワンちゃん同士の生活では、争いを避けるための行動と言われており、弱点があるお腹をみせることで「降参!何もしません!」というメッセージを伝えているのです。飼い主さんが起こっている時などに、お腹を見せてきた場合にはこのパターンが考えられますので注意してみてみましょう。

他にも、ワンちゃんが何もしていないのにお腹を見せた際には「あなたのことを信頼しています。」というメッセージが含まれています。ワンちゃんが内蔵がたくさん詰まったお腹を見せるというのは信頼の証であり、信頼していない相手にはお腹を見せることはありません。元は、子犬だった時に母犬に甘える際に見せる行動ともいわれていますので、飼い主さんを信頼していると同時に甘えたいという気持ちが現れていると考えても良いでしょう。

遊んでいる時に、お腹を見せて、「もっと、遊んでほしい!」という気持ちを表現していることもあります。このような場合にはワンちゃんの感情を見分けるのは難しいかもしれませんが、注意深く観察してみてくださいね。

ワンちゃんがお腹を触ってもらうのが気持ち良いので、飼い主さんに撫でて欲しくてお腹を見せて要求しているということも考えられます。この場合には、ワンちゃんが服従している、信頼している、ということ以外にも飼い主さんのことを少し下に見ているため命令しているという傾向がある場合もありますので、撫でたら噛んできたというようなときにはしつけを見直したほうが良いかもしれません。

このようにワンちゃんがお腹を見せる際に含まれているメッセージは基本的には、飼い主さんへの信頼や甘えなど、家族としての感情が含まれていることが多くなっていますが、それ以外の場合もありますので、普段のワンちゃんの様子と照らしあわせて考えてみると、より詳しくワンちゃんの気持ちがわかると重いますよ!

犬がお腹を見せてくれるくらいの信頼関係を築くために必要なことは?

ワンちゃんがお腹を見せてくれるという行為は、飼い主さんとワンちゃんの信頼関係があるからこそのもので、完全に信頼していない場合にはお腹を見せてくれることは少なくなります。

「仲良く過ごしているのに、お腹を見せてはくれない…」とお悩みの飼い主さんもいらっしゃると思いますが、日々の生活の中からワンちゃんと信頼関係を築けば、きっとお腹を見せてくれることでしょう!

そこで、ここではワンちゃんとの信頼関係を築く上で大切なことについてお伝えさせていただきます。

ワンちゃんと信頼関係を築く上で、忘れてはいけないことがワンちゃんの世話を飼い主さんがしっかりしてあげるということです。エサを与える、遊ぶ、散歩をするという毎日の中でできることばかりですので、「なかなかお腹を見せてこない、信頼関係が築けていない気がする」という際には、日々の生活の中からワンちゃんの世話をきちんとできているかを見直してみると良いかもしれません。

それに加えて、飼い主さんの行動や態度が、ワンちゃんが飼い主さんをリーダーとして従えるものであるかどうかということも重要な事です。ワンちゃんの面倒をきちんと見て、甘やかしすぎず、厳しくしすぎずという塩梅を保つことは大変なことかもしれませんが、散歩の際やしつけを行なう際などにも役に立つことが多いので、ワンちゃんが飼い主さんのことをリーダーと思えるように日々の生活の中から気をつけるようにしてくださいね。

飼い主さんがワンちゃんのリーダーになるために、特に気をつけなければならないことは、ご飯は飼い主さんが先に食べる、きちんとほめてご褒美をあげる、家を出入りする際や車に乗る際には飼い主さんが先が絶対、などです。

どんな時でも、ワンちゃんを優先してしまうという飼い主さんもいらっしゃると思いますが、基本的にはワンちゃんよりも飼い主さんが先に様々なことをするというように気をつければワンちゃんも「この人がリーダーなのだな」と思えるようになるでしょう。

ワンちゃんに信頼してもらうためには、飼い主さんがワンちゃんの信頼に答えられるリーダーでいなければいけません。毎日を共に過ごしているワンちゃんだからこそ、きちんとお世話をしてあげて、厳しく、時には優しく接してあげることで素敵な信頼関係を築くことができると思いますよ!

いつもお腹をみせてくれるような毎日を送りましょう!

ワンちゃんが、飼い主さんにお腹を見せてくれるということは、飼い主さんのことを信頼して、甘えてきてくれているということなのです。それ以外の場合もあるかもしれませんが、きちんと信頼関係を築き、飼い主さんがワンちゃんのリーダーとして振る舞っていれば、きっとたくさん甘えてくれると思いますし、飼い主さんが困っている時などにはきっと心の支えになってくれることでしょう。

毎日の生活の中でワンちゃんの様子や変化を見逃さないように、大切な時間を過ごしてくださいね。

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